シーンで読むニック

シーンやセリフの引用でニックのお人柄を見てみます。


俺は誰でも知ってるさ

ジュディがニックに写真を見せて 「この人知ってる?」 と聞くくだりは作中2回。

・1回目は、捜し人の最終の目撃写真にニックのしっぽが写っていたから。
・2回目は、ジュディなりに、彼の情報に期待する部分があったのかもしれない。

その際、字幕版ではニックは 「もちろん」 と返答しており、ここでは ニックが写真の人物を知っている と理解できるよう情報が限定されている。


しかし、実は英語ではニックは下記のように言っている。
はじめてそれに気が付いたときは「え?」と思った。

・1回目 "I know everybody." (俺は誰でも知ってるさ)
・2回目 "I told you. I know everybody." (言っただろ、俺は誰でも知ってるさ)

さらに "The Official Disney ZOOTOPIA HANDBOOK" (ガイドブック風の洋書)の街角インタビュー FOX ON THE STREETS:NICK WILDE (もうコンセプトからしておもしろい)ではさらに豪快な大口が見られる。

"I know everyone," he says, "and eight point five out of ten Zootopians know me."
(俺は誰でも知ってるさ。ついでに言うと10人中8.5人のズートピアンは俺のことを知ってるよ)

どこまで本気なのか。
どこまで事実なのか。

映画を見ただけではいまいちわからない。

なお同HANDBOOKでは Mr.ビッグはツンドラリムジンサービスのオーナー(創業者?) と紹介されているが、それが事実だとすると、なんぞニックはジュディについてツンドラリムジンサービスまでふらふら行ってしまったのかという疑問が生じる。
HANDBOOKの記述は、1.5次創作くらいに考えて楽しむのが正解なのかもしれない。

顔を知ってるだけで、その人に付随する情報にあんまり詳しくない という設定だとすると、なんだか少し頭が悪い感じで、それはそれえ萌えるのだが。だが。

  • 最終更新:2016-06-19 09:19:00

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