日本語の書籍

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ノベライズ、大型絵本、ハンディサイズの絵本、フルカラーコミック本、設定資料本など、さまざまな書籍が発行されています。

基本全部「ズートピアの本」なので、本屋さんに探しに行くときは、ぜひ出版社だいたいの値段、その本をあらわす キーワード(ビジュアルガイド、とか) を暗記していきましょう。

管理人が持っている本しか載っていません。オススメ情報などお寄せください。

小説

ディズニームービーブック ズートピア

文:本多玉乃 講談社 880円(税別)

やわらかい文体とていねいな翻訳で、映画のほぼ全シーン/セリフを網羅したノベライズ。
巻頭キャラ紹介に加え、本文中に少しカラーの場面写真掲載あり。

セリフは字幕とも吹替とも一致しないが、 ニックはまちがいなくかっこいい ので安心して購入したい。

ジュディの友人の羊のシャラが子ウサギと書かれていたり、 ジュディがクロウハウザーに借りるものがビンではなく写真だったり と、ビミョーに映画本編とは違う(しかも変更の意図がよくわからない)部分がある。

ともあれ おまえ、おれのこと好きなんだろ? と平仮名だらけで言ってくれるニックはプライスレス。

映画の内容が思い出せないし英語のノベルを買うのも……という方の最初の一冊としてオススメ。

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2016.6.25更新


ディズニーアニメ小説版108 ズートピア

作者:スーザン・フランシス 訳者:橘高弓枝 偕成社 700円(税別)

英語版ノベライズの翻訳版。「ですます」のない本文が少し固い印象を与えるが味わい深い。

これを読んではじめて、朝礼でボゴに「ハッピバースデ」と言われ、隣のトラやらからガツガツ殴られているゾウのフランシーンが女性であることに気が付いた。言われてみれば当該シーンで「HO! YA!」と言っているご婦人の声が聞こえる。 ※14秒あたり



一部カラーページに加え、本文中にも白黒の場面写真掲載がある点がうれしい。

橋の下のシーンの名セリフ うさぎはすぐにめそめそする とか
エンディングのジュディの受けセリフ さあ、どうかな……ええ、ええ、そうよ が好きです。

一冊目で購入する場合、少しセリフの口調が気になりそう。
講談社版との比較で読むとより楽しめる。

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ジュディとニックのズートピア警察署事件簿  盗まれたくさ~いチーズの謎

著:グレッグ・トライン 訳:おおつかのりこ 翻訳協力:メディア・エッグ 編集協力:駒田文子

「ニンジンがあぶないときは、おれが守る!」 の帯で、界隈を盛大に動揺させた問題作。

テキストボリュームは映画本編のノベライズよりコンパクトだが、上下にたっぷりとデザイン帯を入れることによって、同講談社発売の本編ノベライズ以上の厚みを実現している。

以下英語版の紹介引用
ジュディとニックがバディを組んで事件解決に乗り出す短編集。本編終了後の時間軸に属する。

映画本編ではニックの鼻のよさと夜目、ジュディの耳のよさなどについて「バディが感知できないものを、もう一方が感知している」描写は排除されているが、本短編集では、互いと比較して ニックの嗅覚が強調されていたり、ジュディの聴覚が強調されていたり して、ニヤニヤできる。

非番でもお互いのことを考えてしまうバディや、あまつさえ相手を呼び出してしまうニック、小さい口で食事をするために料理を小さく切り分けているジュディなど、本編では見られなかった彼らの横顔がみられるのもうれしい。

なのだが、翻訳ではジュディが食事を細切れにしてる描写などはわりとあっさりスルーされていたので、大した意味のある単語ではなかったのかもしれない。

ジュディに対するニックの呼称がブレ放題 なことと、初対面の動物と話すニックの様子が見られることは、ファンにとっては大きなポイントかと思われる。

きわめて重要なポイントとして、 本編を牧歌的に彩った(そのミスマッチがとても味わい深かった)コリー・ロフティスのイラストが収録されていない ことを知っておきたい。

一部で話題となったキャラクター紹介のニックのイラストも大変興味深いので、別項にて補足 → わりと寛大 Disney Storybook Art Team のイラスト


ZPDでのふたりの仕事ぶりが見られる唯一のテキスト。 (アプリを除く)
本編とは若干テイスト違うが、そこも含めて楽しみたい。
洋書も500円くらいなので、合わせて買ってイラストも楽しみたい。
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2016.10.10作成

フルカラーコミック

まるごとディズニーブックス ズートピア

コミック:ディズニー・パブリッシング・ワールドワイド 翻訳:樹 紫苑 KADOKAWA 800円(税別)

フルカラーコミック本。
映画本編のストーリーに加え、サイドストーリーを描いたオリジナルショートコミックを2本、1ページコミックや、イラストを大きく使った迷路、まちがいさがしなどを収録。

主線なしのイラストが大変スタイリッシュなオリジナルショートコミック(8p、4p)では、 レトロなメットをかぶってスクーターに二人乗りするジュディ&ニック や 顔にばんそうこうをぺたぺた貼ったニック が見られる(効くのかな……)。

コミック部はもう少し読みたい気持ちもあるものの、奥付には ××姿で帽子をかぶる劇的に足の短いニック の全身イラストもあり、それだけでも800円払える気がしてしまう。

ニック萌えなら押さえておきたい一冊。


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※オリジナルショートコミック部分ご担当の「グリヒル」さんによると、この本に収録された2篇のほかに、4篇の未発表コミックが存在しているらしい。
ツイートされたラフでは ベッドに寝ているニックがジュディに電話で起こされたり している。



その他

DISNEY ズートピア ビジュアルガイド

著者 監修:ウォルト・ディズニー・ジャパン KADOKAWA 1,300円(税別)

A4のフルカラー本。ソフトカバー。

場面写真をふんだんに使ったストーリー紹介は30ページと十分なボリューム。世界観設定に使われた美術ボードや没コンテ、インタビューなども楽しめる。

ニック、ジュディの初期設定画、表情集については、各6ページ さいて紹介しており、『THE ART OF ZOOTOPIA』の同じコーナーの素材がすべて掲載されている(執筆者クレジットのみ削除されている)。

完成した映画には採用されなかったストーリーに基づくイラストも掲載されており 旧ニックが運営するおんぼろテーマパーク、ワイルド・タイムズ も紹介。

『THE ART OF ZOOTOPIA』と比較した場合、没キャラの掲載がない点が少し残念だが、あちらにはないストーリー紹介もあることを考えるとコストパフォーマンスはかなり優秀。

あっちは少し高いな……という方にオススメ。


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角川アニメ絵本 ズートピア

著者 監修:ウォルト・ディズニー・ジャパン KADOKAWA 1,600円(税別)

AB版(A4より縦が少し小さい)のフルカラー絵本。ハードカバー。文字は多い。

紺色の服を着ているニックの笑顔のためだけに買ったが、あらためて見てみると ページ終わりできれいにおさまるレイアウト 、 サベッジモードでガブっとしたシーンが見開き 、 紺ニックとちびニックの場面セレクトが最高 など、ポイントをおさえたていねいな仕事が好印象。

また
ジュディは、ニックのむねに、××××××の×××をつけました。ふたりとも、とってもほこらしい気もちです。
など 映画のポイントや、キャラクターの心情を凝縮した秀逸なテキスト は読んでいるだけで感動できるレベル。


ぜひ手元に置きたい一冊、お子さんへの贈り物にもぜひ。

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CD付 ディズニーの英語[コレクション14 ズートピア]

石原真弓 KADOKAWA 1,500円(税別)

A5判(教科書くらいの大きさ)のソフトカバー書籍。

書籍部分はキャラクター紹介、 映画のストーリーを最初から終わりまでなぞった絵本部分 、絵本部分の英語の和訳、単語/文法の解説、単語索引などで構成。
くわえて 絵本部分と例文の朗読CD が付属。

約130ページに及ぶ絵本部分のイラストは Disney Storybook Art Team の手によるもの。 収録イラスト点数は本サイトで紹介している全書籍のなかで最多。
(購入済み書籍の中では Zootopia Big Golden Book 64pが次点です)

なお 付属CDの内容は発売済の洋書 「Read-Along Storybook & CD」 との比較で把握 したい。

  • Read-Along Storybook
約20分程度 1トラック
女性ナレーションが明るく抑揚がある
ニック、ジュディ、ボゴなど、一部セリフを本人ボイスで収録
CDオリジナルのBGM、効果音がある

  • 本書
約32分 2,200語収録 66トラック(1つ20~30秒)
女性ナレーションのみ
本人ボイス、BGM、効果音なし
ストーリーに加えイディオムの例文朗読あり
英語学習者用にゆっくり発音してくれているので、ヒアリング/シャドーイング向き

収録イラストの多さ、CD付の仕様から、 コストパフォーマンスは最優秀レベル と言えそう。なお英語のレベルは中学出ていれば大丈夫かな、というくらいなので 英語苦手だけど興味ある という人にオススメ。

キャラクター紹介ページでは、 肩をすくめているだけなのに、前と横から腹チラしている ニックの全身イラストが見られる。
現在は表紙の半分以上を覆うオビがかかっているので、書店では いい顔で走ってるジュディとニック を探されたし。

英語の勉強になることはまちがいなし。
絵本としても超優秀!

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2016.7.20作成


ディズニー・プレミアム・コレクション ズートピア

永岡書店/うさぎ出版 450円(税別)

ハンディサイズの絵本。
表紙はおなじみの3Dイラストだが、中身は3Dの顔だちをきれいに再現した2Dイラスト。

ディズニーのオフィシャル素材であるらしいこちらのイラストが見たくて購入。

英語のドラマCDブックでも使用されていたこちらの2Dイラスト群、クオリティが高く、目が生き生きしていてかわいいので本当はもう少し大きい判型(というか画集)で堪能したい。

編集・発行が株式会社うさぎ出版。 (名前がかわいい)
同じ絵の掲載されている本を持っていなければ買ってもいいかも。

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付録付きムック

Disnye ズートピア Special Book

宝島社 1,650円(税別)

A4、38ページの小冊子に「ジュディのウサギ型ポーチ」がついた商品。

場面写真、キャラクター紹介、ズートピアの地域紹介、プロデューサーインタビュー、ディレクターインタビューなどを掲載。

上記はわりとファンにはおなじみの内容だが、

マット鈴木(MATSUNE SUZUKI/Layout Artists)
吉田かおり(KAORI DOI/Lighting Artists) 
成田裕明(HIROAKI NARITA/Effects Animators) 

ら、日本人スタッフのコメントや、Blu-rayに収録されていた特典映像を思わせる制作風景に関する記事がある点はさすがの宝島社。

特にマット鈴木さんの ロープウェイのシーンに関する言及 は注目。

ポーチはビニールとも布ともつかない素材(すいません)で、少し「おまけ」っぽいクオリティと言えそう。

ポーチがほしければ買い!!

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2016.7頃作成?


だいすき!ズートピア スペシャルブック

学研プラス 917円(税別)

AB版 53ページの本体に付録がついたムック。

本体はキャラクター紹介、ストーリーダイジェスト、ズートピアのエリア紹介、グッズ紹介などの目に楽しいカラーページと、白黒のぬり絵、迷路、言葉探し、間違い探しなどの知育系のページで構成されている。いずれもていねいで見ていて楽しめる内容。とじ込み付録のスペシャルシール&レターセットも大変かわいく仕上がっている。

別冊付録は下記の3つ。

・ジュディのにんじんペン  ←  グッズ売りされているものより軸が細くて書きやすい
・ペンポーチ        ← ビニール製 ビニールチャック付き
・おはなしえほん ニックとフィニック 名コンビたんじょう

ニックとフィニックがコンビを結成するに至ったエピソードを描いた「名コンビたんじょう」は、B6 16ページの小冊子。イラストは、洋書絵本で Disney Storybook Art Team とクレジットされているものと同じタッチで、表紙/裏表紙含め24点収録。

世界観設定の明確化のため製作中にズートピアから排除された動物が出ている点から、本編の内容がfixする前に制作されたイラストである可能性がある(……気もするけど、単に何も気にしていないのかもしれない)。

ニックとフィニックの鮮やかな手並みも含め必見の内容。
付録付きムックのため、増産される可能性は低そう。
見つけたら即買いがオススメ。

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※右の写真は付録の中面。緑部分が文章、オレンジ部分がイラスト。紙面の様子を伝えたかったが、何が写ってもネタバレな気がしたための画像処理。

2016.10.1作成

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  • 最終更新:2016-10-10 17:05:01

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